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小話「白タクとコヤシの巻」 - 石川栄一

2017/11/20 (Mon) 00:03:23

 最近、中国人の「白タク」が、テレビのワイドショーなどで問題になっておりますが、日本でも、その昔の昭和30年代、白タクが大流行した時代がありました。

 当然、ほとんどのサラリーマンにクルマが買える時代ではなく、タクシー料金も現在と同様高額で、白タクが流行る条件が整っていました。

 昭和30年代の当時、クルマ(マイカー)の所有者は、いなかったと申しましても、札幌の極一部の大富豪は、自家用車を所有しておりました。あとは政治家が利用する公用車くらいで、一般のサラリーマンは、市電や市バスといった公共交通機関を利用しておりました。

 白タクというのは無許可のタクシーで、かなり安い料金で利用できたのですが、取り締まりが厳しくなり、数年で廃れてしまいました。

 当時、小学生だった私は、安ければ、白タクでも正規のタクシーでも良いと思っていましたから、なぜ取り締まるのか分かりませんでした。
 何れにしましても、タクシー代金は親が払っておりましたので、子供の私にはどうでも良かったことなんです。

 最初に白タクを利用したのは、家族5人で札幌円山動物園に行った帰りでした。白タクの車種は「ダットサン」。白タクの中で、父親が運転手に「儲かりますか」と聞いたら、運転手は「大変なんですよ」と答えたのが、60年以上経った今でも記憶に残っています。

 この「大変なんですよ」という言葉の意味は、運転が大変なのか、”もぐり”でやっているのが大変なのか、分かりませんが、割の良い商売ではなかったようです。

 次に、白タクを利用したのが、叔父たちと小樽に行ったときです。
 昭和30年代、札幌から小樽駅前までの白タク料金の相場は、2000円位でした。現在、正規のタクシーを利用した場合でも、小樽駅前までの料金は12,000~13,000円くらいですから、60年前の白タク料金は、それほど割安ではなかったように思います。

 それよりも、白タクが小樽駅前に着いたとき、正規のタクシーの場合は、ドアボーイ?(小樽駅の駅員)がドアを開いてくれる(後部座席が自動ドアでない時代)のですが、しかし白タクと分かると、駅員はドアーを開くことを避けて、軽蔑の目で見ていました。私は子供ながら、やはり、白タクはまずいのではないかと思いました。

 白タクが廃れてから、やがて高度成長時代に突入し、マイカーもどんどん一般サラリーマンに普及して行くわけですが、当時、周囲の子供たちから「日本一の貧乏人」と言われていた私の家には、200%、縁がありませんでした。

 札幌市の人口は、現在、約196万人ですが、クルマが少なかった昔、私が子供の頃は、その1/5程度でした。1/5と申しましても、人口は40万人くらいでしたので、当時でも札幌市は大都市でした。

 昭和20年代~30年代初期の札幌は、マイカーはほとんど無く、タクシーは冠婚葬祭の時くらいしか利用しなかったようです。荷物は、馬車や馬ソリを使って運搬しておりました。

 私は、時々、馬ソリに乗せて貰ったのですが、いやー楽しかったですね。しかし、私の目の前で馬糞をタレられたのには、子供ながら驚いたものです。

 また、当時のトイレは水洗ではなく、汲み取り式トイレのため、コヤシ(糞尿)汲みも、馬車や馬ソリを使っておりましたね。

 コヤシ汲みのおじさんが、家庭の便槽から汲み取った糞尿を大きな桶に入れて担いで運び、馬車や馬ソリに組み付けた大きな肥樽に入れておりました。

 当時、「糞尿」の事を「コヤシ」と呼んでいたのは、糞尿を「肥だめ」に溜めておいて、畑の肥料に利用したからです。
 コヤシは、農作物に、農薬や化学肥料を一切使用しないので、安全で健康的だったようです。
「人間の糞尿で育った農作物を人間が食べる」、これこそまさしく、真の再利用で、フィードバックです。昔の人は賢かったですね。

 汲み取りのバキュームカーが出て来てたのは、私が小学校高学年の頃からですね。その頃には、馬車や馬ソリは少しずつ姿を消して、オート三輪や小型トラックに取って代わりました。その頃の札幌は、道路渋滞や交通事故も少なく、住み易い時代でした。

 小学校の周囲は、野菜畑が取り囲み、所々に肥だめがありました。登校の時に、よく、肥だめに石を投げ入れて遊んだものです。その時の光景が忘れられません。

 普通の池に石を投げると「ドボーン」と即座にしぶきが上がるのですが、肥だめの場合は、ワンステップ置いて「ベチャ」としぶきが上がるのです。それを見るのが面白くて、同級生のみんなで石を投げて遊んだものです。

 また、真夏の授業中、農夫のおじさんが、肥だめのコヤシを野菜畑にまくと、その刺激臭が教室の中に充満します。

 エアコンも扇風機もないので、窓は開けっ放しです。
 窓を開けてコヤシの臭いを我慢するか、窓を閉めて暑さを我慢するかの二者択一になります。まあ、まことに人間味があり、忍耐力を育む授業にはなったと思います。

 旅行には、父親が鉄道員(鉄道公安官)でしたので、大いに汽車を利用しました。当時は、家族保養の為のパス(家族パス)が全鉄道員に配布されていたので、鉄道の交通費は、ほとんど掛かりませんでした。
 私は、当時、鉄道員は国鉄運賃はタダだと思っていました。

 世知辛い、窮屈な現在とはちょっと違い、古き良き時代でもありました。

小話「白タクとコヤシの巻」おわり
2017/11/20 0:00
石川栄一

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■(※)『白タク』とは(日本語俗語辞書)
 白タクとは営業許可を受けず、自家用車を使ってタクシー営業している車のことである。タクシーは事業用自動車になる為、営業許可を受け、緑地に白文字のナンバープレートを付ける必要がある。
 しかし、無許可で緑ナンバーを受け取っていない場合、自家用車と同じ白地のナンバーを付けてタクシー営業をすることになる。ここからこういった無許可の違法タクシーを白タクと呼ぶ。
 海外の違法タクシーの場合、ナンバーの色は白と限らないが、これらも白タクという。海外の白タクには法外な値段をふっかけるものも多く、初めて行く国では空港に降り立った際、正規タクシーか白タクかを見極める知識が必要である。
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■『肥やし』とは(デジタル大辞泉の解説)
1 肥料。こえ。
2 成長の糧(かて)となるもの。「遊びを芸の肥やしとする」

○本小話の場合は1 肥料。こえ。の意味です。
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『写真をクリックすると拡大します。』

小話「若い頃の苦労の巻」 - 石川栄一

2017/11/18 (Sat) 22:17:03

 子供の頃の貧困生活、そして青春時代の大学闘争といった経験をしてくると、年を取ってからの苦労は何とも思わないものです。

【北海道大学1969
「写真集 北大紛争」
(1969年9月8日 石川栄一撮影)】
http://control.yp2e-iskw.waterblue.ws/galleryH2.html

 私が若い頃は、小学生時代の新聞配達に始まり、電気店や駐車場での作業員、道庁や市役所・新聞社でのアルバイトなど、どのような仕事もやってきました。

 国家公務員試験に合格した際、北海道警察通信部や北海道開発局、苫小牧高専などから本採用の為の面接通知が来たのですが、それらを丁重にお断りし、北海道大学、応用電気研究所の吉本教授のお世話で、大学職員(文部技官)の仕事に就いたわけです。

 電子、情報工学などの技術や資格を身につけたのは、将来、自分の仕事に役立てるためです。
 若い人には技術と教養と多種の資格を身に付け、努力されるよう励ましてきました。

 今の若い人の中には「楽をして生活を楽しみたい」という傾向がありますが、そのような人達には、次の名言をお贈りしたいと思います。

今の苦労は、将来の幸せにつながるかもしれません。
今の苦しみは、自分を強くしてくれるかもしれません。
不幸な事は、いい経験やいいきっかけになるかもしれません。

油断していると、落とし穴にはまってしまうかもしれません。
楽ばかりしていると、自分が弱くなってしまうのではないでしょうか。
幸せを失うことで、不幸になってしまうことがあります。

「苦は楽の種」と知っていれば、苦しい時に「そうかもしれない」と思える可能性があります。知らなければ、まず思いつかないでしょう。

「楽は苦の種」と知っていれば、将来の不幸を未然に防げるかもしれません。知らなければ、不幸になってから後悔することになるのではないでしょうか。

いい知恵をたくさん知り、それを活かせるようになれたらと思います。


小話「若い頃の苦労の巻」おわり
2017/11/18 22:08
石川栄一

小話「親のしつけと三つ子の魂百までも」 - 石川栄一

2017/11/14 (Tue) 18:42:11

 最近、話題になっている、青少年による凶悪事件などを見ますと、どうも「親のしつけ」がなっていないような気がしてなりません。また、変なしつけをしますと、トンでもない人間が出来てしまうと言うことでしょうか。

 さて、親のしつけの極端な例として、戦後の混乱期を舞台にした「この子の七つのお祝いに」というサスペンス映画(原作:斎藤澪 出演:岩下志麻、
岸田今日子、根津甚八、杉浦直樹、芦田伸介、辺見マリ、村井国夫、小林稔侍ほか)があったのを思い出します。この映画、親のしつけという観点から捉えると、充分に有り得る物語かと思います。
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(あらすじ)
 ある少女が、母親(岸田今日子)から毎日のように「お前の父親は悪い父だから、私が死んだら仇を討っておくれ」と言われながら育ち、そして母親は自殺してしまいます。成長した女性(岩下志麻)は、連続殺人を犯します。
 そして、本当の父親(芦田伸介)が現れたとき、女性は、亡き母の遺言通り、父親を殺そうとしますが、真相を聞かされ・・・。
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 この映画では、自殺した母親の本当の子供は、戦後の混乱期に「ネズミにかじられて死んでしまった」という設定ですから、その頃の状況が分かるような気がします。

 私が、超貧乏生活の環境で生まれ育ったのも、戦後の混乱期でした。母親に聞かされた話ですが、小さいネズミが、なんと、赤ん坊の私の隣に寝ていたそうです。
 母親はビックリして、そのネズミのしっぽを持って叩きつぶしたそうですが、いやあ、昔の母親って強かったんですね。

 私くらいの年齢になると、その昔、何かの縁があって想い出として残っている同世代の消息が気になるものであります。

 私が、まだ3歳くらいの頃の話です。ある日、母親とカルタやトランプ遊びをしていたとき、玄関をガラガラと開けて、私くらいの子供を連れた着物姿の母子が来て「何か食べる物を下さいませんか」と訴えるのです。
 いわゆる、「乞食」なんですが、戦後の混乱期から数年経過しても、立ち直れないで、乞食をしながら生活をしている人々が多く、まだ、戦時中の傷跡が癒されていなかったのであります。

 私の母親が、おにぎりを作って、その母子に与えていた光景が目に焼き付いています。当時、私の母親の年齢は20代でした。

 私と同年代の子供の中には、知的障害者の子供もいました。その頃は施設も充実されておらず、知的障害者の子供が、よく自宅の近くまで遊びに来るのですが、近所の子供達は相手にしませんでしたね。

 ある日、私はその子供と水鉄砲で遊ぼうと思い、自宅の近くまで誘ったのですが、保護者がスクーターでやって来て連れて帰りました。その保護者、私に何か言いたそうでしたね。その子供も、健康であれば、私と同じくらいの歳になっていると思いますが、元気にしているかどうか、消息が気になることもあります。

 多くの人間は「うらみ(憤り憎む気持ち。怨恨)。つらみ(つらい気持ち)。ひがみ(相手の長所や幸福などを良しとせず、悪く思ったり憎んだりする気持ち)。そねみ(嫉妬)」を少なからず持っています。人間は「感情の動物」とも言われるように、当然と言えば当然です。

 これらの感情は、権力者やその取り巻きに向けられるのなら大いに結構なことですが、残念ながら、同僚や仲間といった同じ層(庶民)にも向けられます。

 しかも弱い者いじめや、足の引っ張り合いが日常茶番時になっている状態です。これじゃあ、いつまで経っても国民が一致団結することはできませんね。

 国民の意識がまとまってこそ、今の政治を良くすることができる筈です。

 しかし、もっと大きな問題があります。
 現在、多くの国民が、声高らかに「脱原発」「増税反対」「戦争法案反対」を叫び、「安倍政権打倒」を目指して闘っていますが、その期待を担い、受け皿となる「政党」が分裂したり、崩壊したり、あるいは虚弱であるということです。

 これでは、何百、何千機もの戦闘機が、社会のために勇ましく闘っているのに、肝心の「母艦」が大破や大火災、そして沈没しそうな状況と同様ということです。このままでは、全機墜落してしまうでしょうね。

 人は皆、生まれながらにして平等であるはずですが、子供は、親の収入や生活環境によって、どうしても影響を受けてしまいます。

 純真無垢な子供でも、成長する過程で、金銭欲、物欲、色欲、権力欲、名誉欲、睡眠欲、食欲、復讐欲などが伴います。

 人間には欲望が必要不可欠なものですが、これら、すべてを限界まで満たそうとすると、他人に危害を加えたり、利己主義に陥ったりします。

 しかし、これらすべてを、合法的(違法行為があっても検察機構が動かない)にやっているのが、安倍晋三さんのような権力者です。

 また、安倍晋三さんは小学生時代から嘘つきだったという新証言があります。

 一般人の子供は「ウソをついたら必ず代償がある」と教育されるのが普通ですが、安倍さんにはその経験がなかったため、罪悪感が皆無で、自分のウソに責任をとらないまま大人になってしまったようなのです。
<参考資料 LITERA参照>
http://lite-ra.com/2015/05/post-1145.html
まさしく「三つ子の魂百までも」ですね。

 古今東西を問わず、ある人は栄華栄達を成し遂げ、ある人は借金地獄で苦しみます。額に汗して働く者が報われる社会になって貰いたいものです。

小話「親のしつけと三つ子の魂百までも」
おわり
2017年11月14日 石川栄一

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『安倍奇想曲。音楽を聴き、安倍総理の世界の風刺画を見ながら、英気を養いましょう』 Music by Eiichi Ishikawa
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★「安倍奇想曲・第1番 Abe capriccio No.1」 
 http://www.geocities.jp/sincerity_2016/AbeCapriccioNo1.html#AbeCapriccioNo1

★「安倍奇想曲・第2番 Abe capriccio No.2」
 http://www.geocities.jp/sincerity_2016/AbeCapriccioNo2.html#AbeCapriccioNo2

★「安倍奇想曲・第3番 Abe capriccio No.3」
 http://www.geocities.jp/sincerity_2016/AbeCapriccioNo3.html#AbeCapriccioNo3

★「安倍奇想曲・第4番 Abe capriccio No.4」
 http://www.geocities.jp/sincerity_2016/AbeCapriccioNo4.html#AbeCapriccioNo4

★「安倍奇想曲・第5番 Abe capriccio No.5」
 http://www.geocities.jp/sincerity_2016/AbeCapriccioNo5.html#AbeCapriccioNo5

★「安倍奇想曲・第6番 Abe capriccio No.6」
 http://www.geocities.jp/sincerity_2016/AbeCapriccioNo6.html#AbeCapriccioNo6

★「安倍奇想曲・第7番 Abe capriccio No.7」
 http://www.geocities.jp/sincerity_2016/AbeCapriccioNo7.html#AbeCapriccioNo7

★「安倍奇想曲・第8番 Abe capriccio No.8」
 http://www.geocities.jp/sincerity_2016/AbeCapriccioNo8.html#AbeCapriccioNo8

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小話「北朝鮮の核実験」 - 石川栄一

2017/11/11 (Sat) 21:45:32

 北朝鮮問題において、いま最も話題になっているのは、核実験であろうかと思います。以前、米国はマーシャル諸島で、広島・長崎に投下された原子爆弾の1000倍以上の水爆実験をおこなった結果、我国の第五福竜丸ほか、多大な被害を太平洋の広い地域に及ぼしました。
 このように米国によって、他国が多数の犠牲者を出しながら核実験をおこなっても、それ程問題にならなかったのに、何故北朝鮮の核実験がこれほど大きな問題になるのでしょう。

 その理由は、北朝鮮と韓国は朝鮮半島38度線を挟んで休戦状態であることと、米国と日本そして韓国が軍事条約を締結しているため、もし北朝鮮と韓国が開戦となったときは、日本も韓国と同様に北朝鮮による核ミサイルの標的になってしまうからです。

 もし、米国が北朝鮮に対し、イラクと同様に先制攻撃をおこなったら、韓国の首都ソウルと同様、首都東京が核ミサイルの攻撃の的になることは間違い有りません。
 当然、横田基地や横須賀、沖縄、千歳などの米軍基地にも着弾すると思います。また標的は基地だけではなく、各地方の原子力発電所もミサイル攻撃を受けると思われます。

 イラク戦争の結果を見ても分かるように、北朝鮮のミサイル基地を一撃で粉砕できるわけがないのです。当然、北朝鮮の核ミサイルは、米軍による空爆を受けても安全な地下100m以下の場所に配備されていると思います。

 もし、米国による先制攻撃を受けた場合、北朝鮮は韓国や米国そして日本に対し反撃の大義名分が立つわけですから、怖いものはありません。
 当然、自国の国民からも支持されるでしょうし、盟友であるロシアや中国からも反撃の支持を受けると思います。

 これはもう第3次世界大戦の勃発です。仮に大戦には至らなくても、シリア、リビアなど中東、アフリカ諸国の内戦が泥沼化し、テロや報復合戦に明け暮れる状況が、極東でも北朝鮮・ロシア・中国対韓国・米国・日本が報復合戦に明け暮れる状況になるのは間違い有りません。
 こうなると東京や大阪のみならず地方都市まで焼け野原になり、第2次世界大戦で被った被害よりも、はるかに大きな被害になると予想されます。

 かつて北朝鮮による核実験に対し、米国のブッシュ大統領が「北朝鮮攻撃はない」と言明した事は間違いなく、先制攻撃は極東での報復合戦につながるものと見えていたのでしょう。
 さらに北朝鮮とロシア、中国は、有事の際、物的にも人的にも援助するという密約があると考えてもよいでしょう。

 日本は諸外国に先駆けて、北朝鮮への経済制裁をおこなっていますが、これで一番喜んでいるのは、対北朝鮮以外の大手輸入業者でしょう。
 安価で人気があった北朝鮮産(表向きは中国産)のウニやアワビなど魚介類を扱っていた業者、その結果、貧困層は打撃を受け、高価な国産品を買わなければなりません。
 経済制裁は北朝鮮には全く効果がないものと思われます。北朝鮮の交易先は日本だけではなく、中国やロシアなどもあるわけです。

(朝鮮民主主義人民共和国と外交関係を有する国々の一覧図)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD#/media/File:Foreign_relations_of_North_Korea.png
(by Wikipedia)

 そのうちに、日本の経済制裁を口実に報復処置として東京、霞ヶ関あたりに核ミサイルが一発飛んでくるかも知れません。
 但し、技術的に小型化された核弾頭を搭載できても、ミサイルの自動制御装置が貧弱であれば、正確な誘導制御や姿勢制御などが不十分な状態のまま日本に飛来して、首都東京まで到達しないで、日本海側の高浜原発や刈羽原発あたりに着弾する可能性もあります。

 このように精度の悪い核ミサイルを飛ばされると、日本だけではなく北朝鮮に誤爆される可能性があるロシアや中国も大迷惑を被ることになるのです。そこで、北朝鮮の核ミサイルを基地から発射させないための知恵を絞らなければなりません。
 たとえば、発射台に供給する電力の遮断やミサイル基地に対する超強力妨害電波による自動制御装置の無能化なども考えられます。さらに無人飛行物体を利用した妨害もミサイルを発射させないための戦略になるかと思います。

 そもそもミサイルは、予想よりもかなり高価な兵器です。
 北朝鮮のノドンやテポドンの価格は分かりませんが、たとえば米軍の潜水艦発射用弾道ミサイルは1基約3000万ドルと公表されています。北朝鮮は経済的にも末期状態のようですから、核武装は諦め諸外国に対し経済支援を要望すべきかと思います。

  安倍内閣による北朝鮮に対する経済制裁は、北朝鮮政府ではなく一般国民に対する制裁になるという意見もあります。これからは北朝鮮国民を援助するための外交努力も重要かと思います。

 我国も米国の核の傘にすがっているわけですから、北朝鮮のことは批判できません。これは韓国も同様です。
 もし正々堂々と北朝鮮に対し経済制裁を行うためには、米国の核の傘を投げ捨てるべきかと思います。

 我が国は「朝鮮半島植民地時代」に数万人にも及ぶ多数の朝鮮人に対して行った強制連行や搾取収奪など、様々な問題を日本国政府は一つも解決もせず、経済制裁を実施しています。

 このように安倍首相を初めとした内閣の姿勢は「美しい日本」ではなく、「嘘と欺瞞と誤魔化し」にまみれた愚か者の体制かと思われます。

小話「北朝鮮の核実験」
おわり 

石川 栄一

★「朝鮮大戦争」 石川栄一原作 2014年7月9日
http://www.geocities.jp/sincerity_2016/Imjin-gang.html

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(参考資料)
1.自衛隊統合幕僚会議「三矢研究」
2.Wikipedia「三矢研究」ほか
3.ネットアイビーニュース「自殺遺族に金を払うが加害者意識ゼロ」
4.法学館憲法研究所「モンゴルに核廃棄物最終処分場建設?」
5.Wikipedia「非核三原則、戦術核兵器」
6.山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル!「原発関係者の不審死」
7.真実を探すブログ「汚染土 4811カ所で現場に置いたまま 」
8.社会の隙間から「憲法違反の公安警察を解体せよ!」
9.ウィキペディア「大間原子力発電所、陸上自衛隊の装備品一覧」
10.函館市「大間原発の建設凍結のための提訴について」ほか
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小話「魂と意識と転生の巻」 - 石川栄一

2017/11/09 (Thu) 07:56:31

 人の魂(たましい)に数があるとしたら、無限であると思います。人間の身体にも、多数の細菌が生息しているので魂は無限にあると思います。
 しかし、地球から見れば、人間自体が細菌のようなものです。

 人間の意識は、どこから来るのかと聞かれますと、大抵の人は、脳からくると答えると思います。たとえ、目で見えなくても、脳で見ることができるのです。例えば夢です。

 しかし、人間が死んだ場合は、脳も死にますから、当然意識がなくなります。まして、火葬され遺骨になってしまうと、脳の存在そのものが、この地上から消えてしまいます。

 ほとんどの宗教では、死後の世界を説きます。しかし私は、死後の世界というものは、元素化した魂の世界のみであると思っています。

 宗教を信じている方には誠に残念ですが、そこには、宗教がよく唱えるところの「天国や極楽浄土」などは、一切存在しません。

 死者の魂は、地上で浮遊しながら、新しい生命体の誕生を待ちつづけ、取り憑き「転生」する機会を伺っていると思うのです。
 それは、数年か、数十年か、あるいは数百年、数千年後かも知れません。

 しかし、たとえ転生するために、数千年の年月がかかったとしても、魂には時空というものは存在せず、年月の進行は、まったく感じないのです。

 例えば、あなたの「前世」は、むかし飼っていたペットや動物、あるいは、どこかの国の独裁者だったかも知れないということです。

小話「魂と意識と転生の巻」おわり

「激動の北大史」DVDの再配布について 石川栄一

2017/11/08 (Wed) 07:40:06

 今から48年前に起きた北大紛争の8ミリフィルムをDVDビデオに編集したもので、約10年前に配布したものです。
 まだ、手元に数十枚ありますので、再配布することにしました。
 ご希望の方がおりましたら、制作者、石川栄一にご連絡下さい。
 本作品のオリジナル8ミリフィルムと編集済みDVDは、北海道大学大学文書館に寄贈(2009年)しております。

<参考資料>
■部局ニュース 「北大紛争1969-70年」映像資料上映会を大学文書館で開催
https://www.hokudai.ac.jp/bureau/news/jihou/jihou0910/667_34.htm

■第9回北海道大学史研究会のご案内(参照)北海道大学大学文書館主催
https://www.hokudai.ac.jp/bunsyo/images/imag/images%20folder/news1/HUA%20Study%20guidance%206.pdf

■シリウス通信「北大紛争1969-70年」映像資料上映会 @札幌」
http://blog.livedoor.jp/bluebook/archives/51894688.html

■サンプル映像(ブラウザはInternet Explorerで視聴して下さい)

「第一部」激動の北大史1969(北大紛争)
 http://www.geocities.jp/mmkan2004/ViolentlyHokudaiA.html

「第二部」
 北大11.8(機動隊導入、北大事務局および図書館封鎖解除)
 http://www.geocities.jp/mmkan2004/ViolentlyHokudai2.html
 ANPO'70(70年安保闘争)
 http://www.geocities.jp/mmkan2004/ViolentlyHokudai3.html

■北海道大学大学文書館ホームページ
https://www.hokudai.ac.jp/bunsyo/

作品題名は「激動の北大史」です。
 第一部は、北大教職員有志が撮影したものを私、石川が編集し自作BGMを挿入しました。
 第二部「北大11.8」および「ANPO'70」は、私、石川(当時22歳)が撮影、編集しナレーションと自作BGMを挿入しております。
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 元・北海道大学 文部科学技官
 石川 栄一
 e-mail: yp2e-iskw@asahi-net.or.jp
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小話「安倍政権の終焉」 - 石川栄一

2017/11/06 (Mon) 09:20:44

 安倍政権が「日本会議(神社本庁)と創価学会」というパトロンを背景に、政権を維持して5年間は、歴史から見れば僅かな期間です。大きく変わるには、100年単位という長い時間がかかります。

<~弥生時代、起源前5世紀~邪馬台国~倭国(大和政権・蘇我氏、物部氏)豪族政権、約1200年間
→日本国(大化改新・天皇制、奈良時代~平安時代)貴族社会、
約500年間
→(鎌倉幕府~室町幕府~戦国時代~徳川幕府)幕藩体制、
約700年間
→(明治維新、専制君主制)帝国主義、約80年間
(太平洋戦争敗戦)
→民主国家日本、約70年間→今、現在~>

 トランプ米大統領が来日し、たいへんキナ臭くなってきました。安倍・トランプ会談の第一の目的は、北朝鮮に対する軍事行動であるのは確実です。

しかも、あのトランプ大統領が手ぶらでアメリカに帰るわけがありません。
 安倍政権のせいで、米朝戦争が起き、あるいは原発事故が多発しても、30%(得票率)の国民が選挙で選んだ道ですが、これは仕方がありません。

 昔は、土一揆や一向一揆、百姓一揆などで、権力者に対抗しましたが、いまの国民にはその勇気もありません。食べて行けさえすれば、どうでも良いのかも知れませんね。

 北朝鮮が爆撃されたら直ちに、ソウルやトンキンそして江戸城に対してミサイル攻撃に出るでしょう。安倍の暴走により国土が破壊されたら、どこか遠くに逃げることしかありません。

 あるいは、米朝戦争が起きなくても、いずれ日本は、原発事故と少子高齢化で財政破綻します。金の切れ目は縁の切れ目。アメリカさんも逃げていくでしょう。
メデタシメデタシ?

小話「白雲石室」 - 石川栄一

2017/11/03 (Fri) 17:27:58

 私が若い頃は2週に1回くらいの割合で、登山にいきました。この話は、大雪山の裏大雪(トムラウシ山~黒岳縦走)山行の思い出話です。

 トムラウシ山から五色ヶ原を通り中別岳を経て、高山植物群落の美しい高根ヶ原を抜けたところまで来ると、白雲岳が静かに、たたずんでいるのが見えます。

 私達のパーティは、長時間の山行の疲れを癒すために、白雲岳の麓にある白雲石室(いしむろ)に向かいました。登山道は、一直線に石室に向かっています。

 その登山道の所々で、熊の糞らしきものが見え隠れしているので、私たちは、熊が近くにいるかも知れないと危険を感じ、ザック(リュックサック)に付けた熊よけの鈴を点検したり、ラジオの音を大きくするなどして前進しました。
 太陽は旭岳の方角に沈み、周りは段々と暗くなってきました。そして、熊の糞らしきものを、懐中電灯で照らして、よーく見ると、なんと紙が付いているのです。

 熊が紙を使って、尻を拭くわけがないので、私は、こ、こ、これは人糞ではないか、犯人は誰だ!
 登山道のド真ん中でキジ(注※)を撃つとは、怪しからんと思いましたが、気を取り直して白雲岳石室(避難小屋)に向かいました。

 ようやく石室に着いたら、先発隊の連中が酒盛りをしていました。私達のパーティは、石室の中が、酒とタバコの臭いで空気が悪いので、外にテントを張り、夕食をして寝ることにしました。

 翌朝、私は御来光を拝んでから、石室のトイレに行きました。そのトイレは大小兼用、しかも男女兼用で、便器が一つしかないトイレで、中は薄暗く、アンモニアの強い刺激臭で、目から涙が出るほどでした。

 また、あちらこちらに、”メシ粒らしきもの?”が、たくさん落ちていたので、私は、トイレでメシを食った奴は誰だろうか、と想像をしながら踏ん張りました。

 しかし、なんだか、下の便槽の様子が変なのです。
 私は恐る恐る、懐中電灯で便槽の中を照らしてみると、ビックリ仰天。便槽全体がウジ虫でいっぱいなのです。

 更に、まわりにいた、たくさんの、”メシ粒らしきもの”が、一斉にニョロニョロと動き出したのには腰が抜けました。オェーッ!。なんと、それはウジ虫だったのです。
 私は、出る物も出ないまま、慌てながらトイレから逃げ出しました。

 登山者が、登山道のド真ん中で、キジを撃つ謎も解けました。
大量のウジまみれの石室のトイレよりも、美しい高山植物とお花畑に囲まれ、雄大な大自然を味わいながら、キジが撃てるのも、北海道の山であるからこそできるのです。

 できれば、登山道から離れたところで用を足してもらいたいものです。
 それから数年後、白雲岳石室は、新しく改装されたそうです。

おわり

<注釈※>【キジを撃つ】:当時、私が、代表をしていた秀岳会で用いている専門用語で「大便をする」という意味です。狩猟のときの姿勢が、それと似ているらしいのですが、詳しくは分かりません。

小話「動物性蛋白質」 - 石川栄一

2017/10/24 (Tue) 14:21:04

 死んでいるもの、と思っていたものが、突然動き出したとしたら、ギョッとするものです。
 私の場合、従兄弟の結婚式の時にご馳走になった「活き造りの鯉」が、突然動き出したため、それ以降、食べられなくなったという経験があります。
 また、ある日、妻が、ナマコを料理しようとしたとき、ニョロッと動いたため、ビックリしていましたね。

 先日、虫が多いと言われているアブラコの煮つけを食べました。私は刺身にするよう頼んだのですが、妻は自信がないというのです。
そのため、何処に虫が付いているのか分からなくなるため、美味しさ半減です。煮たり焼いたりしたら、仮に虫だらけだとしても分かりません。

 私がまだ独身時代の50年ほど昔、釣に凝った時期があり、当時、何度も秀岳会のリーダーを引き受けてくれた福原さんと赤岩海岸に行き、磯釣りを楽しみました。釣れたのは、ガヤがほとんどで、アブラコは数匹でした。

 そこに、2人の監視員が通りかかり、釣った魚類を見て「ガヤとアブラコなら問題ないよ」といって去って行きました。おそらく「ウニやアワビ」なら問題なんでしょうね。なにせ「海は漁師の畑」ですから。

 さて、そこで釣ったアブラコを刺身にしたのは福原さんです。やはり、アブラコは刺身に限ります。

 もう一つ忘れられないのは、その夕方から降り始めた大雨でした。
 テント周りに側溝を掘らなかったので、就寝中に浸水し、テントの中が洪水になったのです。
 福原さんは、年下の私に、まだ水が浸いていない上の方に寝床を譲ってくれたので、被害は最小限で収まりました。しかし、福原さんはびしょ濡れでした。

 次に、日高を登山した時の話です。登山口に遅く着いたので、周りは暗くなっておりました。
 夕食の時には、もう懐中電灯がなければ何も見えませんでした。そこで、豚汁をつくって食べましたが、美味しいと思ったのは、その時だけでした。

 翌朝、登山に出発するまえに食器類を洗おうとして、昨日食べた豚汁の鍋の蓋を開けてビックリ。蛾などの虫がびっしりと入っていたのです。
 ひょっとしたら昨日、懐中電灯の灯りに寄ってきて、鍋の中に落ちたのではないか。そして、それを我々が食べてしまった。
 おぇー、と思っても後の祭りでした。

 私より10歳年上のリーダーは、「動物性蛋白質だから問題はない」と言いました。ガクッ。

おわり

小話 「総選挙2017」 - 石川栄一

2017/10/24 (Tue) 07:49:24

 2017.10.22総選挙が終わり、自公が大勝利しました。誠に、”おめでたい”ことです。
 私は、今回の総選挙「騒動」をみて、ある人物の言葉を思い出しました。
 それは、第2次大戦末期の1945年4月、ルーズベルト大統領の急死により、米国大統領に就任したトルーマンです。
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<トルーマン回顧録>より
 日本は、軍人をボスとする封建組織のなかの奴隷国であった。そこで一般の人は、一方のボス(天皇)のもとから、他方のボス(占領軍)のもとに切りかわったわけである。彼ら多くの者は、この切りかえは、新しい政権のもとに「生計が保たれていければ」、別に大したことではないのである。
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 端的に言えば「日本人の多くは、食べていければ、誰がボスになってもよい」という意味でしょう。

これを今の日本人に当てはめると、

・安倍さんが国会でいくら嘘を付いても「日本人の多くは、食べていければ、誰がボスになってもよい」

・安倍さんが税金を無駄に使い、また相続税を脱税しても「日本人の多くは、食べていければ、誰がボスになってもよい」

・安倍さんに森友や加計問題があっても「日本人の多くは、食べていければ、誰がボスになってもよい」

・安倍さんのせいで原発事故起きても「日本人の多くは、食べていければ、誰がボスになってもよい」
・・・・・

 今の日本人は、安倍政権の言うがままになっていますので、安倍さんはやりたい放題でしょう。
 ただ一つの望みは、国民が少しづつ、安倍政権の失政に気づき始めていることです。

『憲法改正』
 自民党は、2020年に憲法を改正するという意気込みですが、私は憲法の改正には反対です。しかし、もし改正するとしたら、今も残る江戸時代の仕来り『家父長制』を新憲法で廃止して貰いたいですね。

 なぜなら、家にもよりますが、「長男が親の面倒をみて、遺産は兄弟平等に分配する」というように、次男、三男には非常に都合の良い慣習になっているからです。
 遺産と言っても、安月給のサラリーマンですから微々たるものです。
 私の親と同じ屋根の下にいる私の妻は「40年以上の間、姑に気を遣ってきて疲れました」といつも愚痴をこぼします。

 家族、皆、健康で元気であれば、嫁姑関係はそれほど問題にはならないのですが、歳を取るごとに嫁姑の確執が深まります。そもそも、嫁も姑も、元は赤の他人ですから、育ってきた環境も習慣も異なるため、同じ屋根の下で暮らすこと自体が、難しいのだ、と思います。

 また、「嫁が姑の面倒をみるのが当然」などと言っている人達に限って、姑の面倒をみたことがない場合が多いと言われています。そういう方々には、一ヶ月でも良いから「姑仕え」をしてみて頂きたいですね。
 人間の死亡率は100%。死ぬまで元気に楽しく暮らしたいですね。
では。

2017/10/24 7:27

石川栄一


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